嵐山観光


京都風情と自然美に浸る

京都を代表する観光地、嵐山は国の史跡および名勝に指定され、渡月橋や竹林の道など見どころの宝庫。自然豊かな嵐山は、保津川下りや嵯峨野トロッコ列車などのレジャーも満喫でき、紅葉の名所、大覚寺、常寂光寺、季節限定で特別公開される宝厳院の美しさも必見。新八茶屋や風風の湯など穴場の話題スポットも続々と登場しています!

渡月橋

「くまなき月の渡るに似る」から「渡月橋」と命名された嵐山のシンボル。大堰川(おおいがわ)にかかる全長約155mの橋で、欄干部分は檜造り。周囲の景観に溶け込み灯篭流しや、もみじ祭などの行事も盛ん。最盛期は桜と紅葉の時期。

竹林の道

嵐山・嵯峨野を代表する散策スポット「竹林の道」。真っ直ぐ伸びる青竹が頭上を覆い、緑の大きなトンネルのよう。毎年12月の「嵐山花灯路」の時期には、竹林の両側がライトアップ。幻想的な雰囲気に包まれます。

保津川下り

亀岡から嵐山まで約16kmの渓流を、約2時間で下るスリル満点の舟下り。保津川の渓谷は、四季を通じてさまざまな表情が楽しめます。熟練した船頭のユニークなガイド、冬のお座敷暖房船も楽しみ。

川下りの終盤には船上茶屋が登場。


大本山 大覚寺

真言宗大覚寺派の本山。華道嵯峨御流の発祥地としても知られています。狩野山楽筆の襖絵や墨絵などの障壁画を多数所蔵。大沢池は平安時代に唐の洞庭湖を模して造られた日本最古の人工の林泉。日本三大名月観賞地。

世界遺産 天龍寺

世界遺産であり臨済宗天龍寺派の大本山。暦応2(1339)年、足利尊氏により建立。池泉回遊式庭園である「曹源池庭園」の美しさが有名で、国内初の史跡・特別名勝指定となりました。

嵐山モンキーパーク

岩田山にある、昭和31(1956)年に開園した野猿公園。約120頭の野生のニホンザルが生息しています。保津川沿いの檪谷宗像神社に登り口があり、山頂の休憩所からは京都市内を一望。エサやり体験(1袋100円)も人気。


京福電鉄 嵐山駅

嵐山と京都市中心街を結ぶ私鉄・京福電鉄嵐山線、通称「嵐電」。終着駅である嵐山駅では、森田恭通氏が手がけた約600本の京友禅の柱「キモノ・フォレスト」が話題。幻想的に光る夜の眺めは必見。

嵯峨野トロッコ列車

JR山陰本線の旧線を活用し、トロッコ嵯峨駅からトロッコ亀岡駅までの約7.3kmをおよそ25分で結ぶ観光列車。窓ガラスのないオープン車両もあり、保津川渓谷の四季折々の美しさを満喫。寒い季節には、石炭ストーブ列車も登場。

阪急電鉄 嵐山駅

阪急嵐山線は嵐山駅と桂駅までの4駅を結ぶ。終着駅である嵐山駅は阪急電車の最北に位置。京町家風の駅に改装され駅前広場は石畳に整備され、行楽日は出店も出店する。合歓の旅籠 嵐山とは徒歩2分の距離。


常寂光寺

小倉山山麓に建つ日蓮宗の寺。1596(慶長元)年に究竟院日禛によって開創。静寂で清らかな常寂光土に遊ぶような趣があることから名付けられた。本堂の後方には重要文化財の多宝塔が建ち、その奥の展望台から眺める景色は格別。

野宮神社

かつて斎宮に選ばれた皇女が、3年間こもって心身を清めたという古社。祭神は天照大神。嵯峨野の竹林に囲まれた、静寂のエリアに黒木の鳥居と小柴垣が平安風情を現在に残しています。縁結びや子宝安産の神、学問の神様として人気。

松尾大社

大宝元(701)年に創建。酒の神で名高く、境内奥の「亀の井」の水は延命長寿の名水として知られ、醸造時にこの水を加えると酒が腐らないという言い伝えも。昭和を代表する庭園「松風苑三庭」も、おすすめ。